栃木リウマチコミュニティで繋がりましょう

はじめに

2010年のリウマチ白書によれば、32%の患者さんが「近くでの専門医の受診」を望んでいます。またかかりつけ医がいる患者さんのうち、自分のかかりつけ医が「リウマチ専門医と連携がとれていない」と回答した人が39%に上っています。さらに主治医に望むこととしては、「内科・整形外科など医師同士が連携をとってほしい」が最多(40%)だったとのことです。これらのことから、患者さんは、近くのリウマチ専門医、またはリウマチ専門医と密に連携できる医師にかかりたいと思っており、診療科の枠組みを超えた医師同士の連携を求めていることは明らかです。

獨協医科大学病院リウマチセンターは、内科と整形外科の緊密な意見交換によって、患者さんひとりひとりに最適な治療を提供することをめざしております。しかし患者さんの立場に立って、通院の便、十分な診察時間、きめ細かな指導、病状の変化や薬の副作用への対応などに思いを巡らせると、当センターだけですべての要望に応えることは困難です。そこで私どもとしては、皆様のご協力のもと、新しい連携体制として『栃木リウマチコミュニティ』を構築し、リウマチ診療をよりよいものにしていきたいと考えております。 何とぞよろしくご理解の上、『栃木リウマチコミュニティ』構想にご参加いただけますよう、お願い申し上げる次第です。

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